Written by Rei Dogane
Composed by Rei Dogane & Haru
旅人の詩 / Rei Dogane & Haru
— Rei Dogane (@rei_dogane) March 18, 2020
@神戸スタークラブ pic.twitter.com/xbr7vyJJ9f
一日が終わろうとするとこんなこと思ってしまうよ
今日も何にもなくて時間だけが過ぎてしまった
限られた時間の中で幸せを探してみるけど
忙しい日々の中でそれさえも忘れてしまう
憧れは憧れのままで
死んでるように生きてはいけない
甘っちょろいガキだって笑うかい
捨てることだけが大人ってことかい
空はまだ青いままで 時間は過ぎ去って行く
進んでく 進み続けてく 心はどうか止めないで
夢だとか想いを音に 言葉に託してみるけど
本当は意味なんかなくて 不安を叫んでるだけで
自分を守りたいだけで あなたを許したいだけで
何かにもたれたいだけで 誰かに見て欲しいだけで
手にしたら飽きてさようなら
本当に欲しいのは誰かの心で
失くしたら探しちゃいけなくて
一つだけ掴んで手放すな
追いかけることは恥ずかしいことかい
従うものはお前の心かい
旅人よ 流れに逆らって
行きたい方へ進んで行けるかい
雨が降りしきる中を 風が吹き抜けてゆく
夢はまだ夢のままで 強かに生きてくよ
苦しいよ 悔しいよ 悲しいよ 生きていたいよ
消えないで 消さないで そこにいて 笑っていてよ
Written by Rei Dogane
Composed by Rei Dogane & Haru
転がる石 / Rei Dogane & Haru
— Rei Dogane (@rei_dogane) March 17, 2020
@神戸スタークラブ pic.twitter.com/3s3CoSnG1M
爪先で蹴り上げた石が飛んで何処かへと消えていった
転がって何処に行き着くかなんて誰にもわかりはしない
薄っぺらい言葉や文字や音に退屈と虚構を感じる
笑えない現実やリアルさに悲しみと絶望を感じる
不安な夜がまたやってきて俺たちはひとりになる
鼓膜に鳴り響いてうざったいな 染み付いて消せないまま
このまま転がり続けてけば何か出会えるかな
変わってく 変わらないものもある それだけを願っている
何にも感じなくなった方が楽なのはわかってるけど
つまらない大人になりたくなくてふざけては馬鹿をやってる
繰り返す毎日を責めないで転んでも進んできたんだ
海を見て 山を見て 空を見て 星を見て 夢を見てる
少年よ 未来に価値があるか そんなのはわからないけど
前を見て手を伸ばすお前を俺はただ見てきたんだ
本当の幸せが何だとか一人きり考えてみるけど
泥啜って転がり続けたあとでもう一度見つけ出すよ
不安や後悔も弱さ全部ここまで運んできたんだ
金が欲しい 地位が欲しい 愛が欲しい くだらねぇ愚かな願い
確かなものなんて何処にもなくて 声を枯らし叫んでいるけど
転がってそこから見える景色一つ それだけを夢に見るんだ
さようなら ただ強く生きてくよ たまには思い出して
笑ったこと 泣いたこと 怒ったこと 色褪せずしまってある
Written by Rei Dogane
Composed by Rei Dogane & The Sidemen
小さな花 / Rei Dogane Band@246WEST Lst pic.twitter.com/zPz0ePdvYd
— Rei Dogane (@rei_dogane) March 18, 2019
知らない道を旅して思うよ
どうしようもないほど美しい世界
ゆっくり僕らは歳をとってくけど
小さな幸せを見つけるから
生きてく強さを尊く感じて
自分の弱さを醜く思う
手を伸ばす先に未来があるから
差し出された手を振り解いてく
気づかないフリをして確かに近づいてく
僕らの命がいつか消えて無くなる運命でも
何もない日々に花を贈ろう
夢の野に咲いた小さな花
水をあげましょう心の隙間に
光の射す方へ伸びてゆく
何もいらないと誰かが叫んでも
何もないんだと心が謳う
心の場所を忘れてしまったら空を見上げて
君の声を聞かせてよ ずっとそこに咲かせてよ
さぁ両手広げて 歌ってよ 踊ってよ
まだ枯れちゃいない まだ終われない
空を見上げて 夢見て 恋して
さよなら 強く生きてゆくよ
Written by Rei Dogane
Composed by Rei Dogane & The Sidemen
もえるゴミ / Rei Dogane Band
— Rei Dogane (@rei_dogane) March 12, 2019
@梅田ハードレイン pic.twitter.com/M8hE5fJthj
道に捨てられたゴミが飛ぶ
楽しい時間は夢の跡
ほのかに光る煙草の火
お前の好きな酒の匂い
楽しいことが少しずつ
減ってきている気がするが
新しいものに出会うため
今日もこいつと旅に出る
俺の口から出る言葉
もえるゴミなのか 違うのか
俺の生き方 生き様は
お前のその目にどう映るのか
起きて飯食って働いて
あとはクソして寝る日々に
意味があるとかないだとか
考えるだけ無駄なんだ
覚悟決めて進むだけ
覚悟決めてただ生きるだけ
ゴミから生まれたブルースが
お前の心にどう響くのか
もえないゴミのまま終わるのか
もえるゴミとなり灰になるか
くだらない唄歌い続け
これから何処へ行くだとか
わからないけどただ進んでく
わからないままただ生きてゆく
Written by Rei Dogane
Composed by Rei Dogane & The Sidemen
何処へ行く / Rei Dogane Band
— Rei Dogane (@rei_dogane) March 13, 2019
@梅田ハードレイン pic.twitter.com/qQbBbvGPST
やぁ元気かい 君は何してる
相変わらず僕は夢を見てる
もう少しだけ話をしていかないかい
今年も寒い冬がやってくるみたい
何処へ行く
探してみても転がっていないよ
これから君は何処へ行く
相変わらず僕は唄を歌うよ
これから僕は何処へ行く
失うものなんて何も無かったのに
あれから月日だけが経って
僕もまた少し大人に近づいたみたい
あの夢の続きを見てみないかい
僕はまだもう少しだけ追いかけてみたいよ
何処へ行く
探してみてよ 追いかけてみてよ
これから君は何処へ行く
相変わらず僕は唄を歌うよ
これから僕は何処へ行く
失うものなんて何も無かったのに
相変わらず僕は唄を歌うよ
- March 15, 2020 -
The 6-track EP "Bangin'" is complete. It's a piece of work that I put my heart and soul into without a single cloud. Although I started performing original songs live outside since 2017, I, who had never created a proper recording before, found music production to be a series of new experiences. Supported by reliable band members and engineers despite my poor playing, I feel that we were able to express the raw and rugged essence of the band while paying attention to detail.
For this recording, I composed new songs. I felt much more excited about creating new ones with my band members than recording the ones we had made before. The newly written songs express real emotions I've felt over the past year—dissatisfaction with the world, memories from elementary school, vague anxieties and resolutions for the future, gratitude towards those around me, the strength and preciousness of living, and the simple joys of everyday life. It may seem like a grand theme, but when I listened to the finished product, I could feel that my emotions were honestly reflected in the work. Each song has a different color, and I hope you enjoy them even more when listened to throughout the entire album.
I listen to songs from various bands myself, and naturally, I am influenced by them when creating my own music. When thinking about what kind of work I would like to create, I decided that I simply wanted to express my own idea of "rightness." Rather than expressing hope, love, and dreams with beautiful words alone, I poured my heart into thoroughly pursuing how I would respond in the contradictory reality and society. I hope you can sense that within the rough and assertive band sound, my words may have a childish quality, but they carry a firm core and determination.
I've rambled on for a while. Finally, I would like to express my gratitude to the studio engineer who assisted in the production, my friend who is the designer, and, of course, the band members. Baring our lives so far, I strongly hope that "Bangin'", filled with our emotions, resonates with as many people as possible.
6曲入りEP『Bangin'』が完成しました。一点の雲りもない渾身の1枚です。2017年からオリジナルを始めて外のライブハウスで多少活動するようになったものの、ちゃんとしたレコーディング音源を作ったことのない僕としては音源制作は新しいことの連続でした。拙い演奏の僕を頼れるメンバーとエンジニアの方に支えられ、細部にこだわりながらも荒削りで無骨なバンドのありのままの姿を映し出せたと感じています。
今回の音源制作にあたり僕は新しく曲を作りました。今まで作った曲よりもバンドメンバーと新しく作り上げた曲を録る方が圧倒的にワクワクするように感じたからです。新しく書いた曲には、世の中への不満、小学生の頃の思い出、将来への漠然とした不安と決意、周りの人たちへの感謝、生きることの強さと尊さ、何気ない日常の楽しみなど、僕がこの1年で感じたリアルな感情を詩にしました。どこか大きなテーマに感じますが、完成したものを聴いた時自分の気持ちが作品に素直に反映されていると感じることができました。どの曲も違ったカラーが出ていて、アルバムを通しで聴いた時により楽しんでいただけるのではないかと思っています。
僕自身様々なバンドの曲を聴いて、当然それらに影響されながら曲を作っています。では自分が何か1つ作品を作るとなった際どんなものにしたいかと考え、僕はただ自分の思う「正しさ」だけを表現したいと思いました。希望や愛や夢を綺麗な言葉でだけ表現するのではなく、矛盾の多い現実や社会の中で自分はどういう答えを出すのか、それだけを徹底して追求することに心血を注ぎました。荒々しくて強気なバンドサウンドの中に、僕の言葉がどこか子供じみているけれどもしっかり芯と決意が込められているものであると感じていただけたら幸いです。
長くなりました。最後にこの場を借りて制作に協力していただいたスタジオのエンジニアさん、デザイナーの友人、そして他でもないバンドメンバーに感謝を述べさせていただきます。今までの人生を曝け出し、僕たちの想いを詰め込んだ『Bangin'』が1人でも多くの方に伝わることを強く願っています。
Rei Dogane & The Sidemen
Rei Dogane